2008年06月12日

秋葉原・歩行者天国、当面中止へ

先日の惨劇に命を落とされた方に対して
深くお悔やみ申し上げます。

ほんのここ数年の間に、毎週がお祭り騒ぎと
なった週末秋葉原・歩行者天国は、今回の
事件を機に当面中止となるとの報道が、流れ
はじめました。

ここしばらくの過剰なパフォーマンスに対して
地元と当局が厳しく取り締まる中で、結局
最悪の事態のなか、都内でも数少ない歩行者天国
の歴史に、いったん幕を閉じる形へならざるを
得ないと感じます。

 

もともと、中央通りの歩行者天国は、秋葉原だけ
ではなく、結構長い区間(上野から銀座まで)を
誇る中、時代の流れを受けて、区間短縮されてい
った経緯もあり、私も幼少の時、祖父に連れられて
上野から万世橋まで散策し、今は無き交通博物館に
連れて行ってもらうのが、楽しみの1つでもありま
した。
時代は流れ、電脳街の一部として人気を博してした
この中央通りの歩行者天国ですが、自分の知る限り
では、こんなにめちゃめちゃなことになったのは、
ここほんの数年の間のことだけであり、メディアより
一部の地域情報サイトによる過激なパフォーマンスの
ソースに釣られて、騒ぎが大きくなっている気がしな
いでもありません。

現在地方に居る私のところでは、定期的に行われる
ソフトハウスのプロモーション担当者ですら、某Blogに
掲載されることを前提で、店頭でのパフォーマンス予告
をすることもしばしばあり、だからといって、地方店頭
での販売担当者は、逆にその効果が、実務的にまったく
無い(実際、取り上げられた商品が地方まで回ってくる
事は無いため、ほとんど影響が無い)ことを知っていても、
お客さんとのコミュニケーションの情報としては、常に
チェックを入れていることもあります。

さて、この部分での情報の露出は、インターネットや携帯
電話でのコミュニティーによる影響が多大な部分を占める
形となり、旧マスコミでの情報は、逆にその部分を追いか
けて、報道・情報情報操作をするに他なりません。

ただ、言えることは、もともとの現地での生の元情報も
既に情報操作や意図的な目的を持った記事内容であると
いうこともまた、新ネット時代のネットサーフィンをする
若い世代は、自覚した上で、情報を取捨選択する必要があると
強く感じる次第です。

この部分もまた、どこで、どのようなことが起きたら
どのように情報露出が行われるか
という部分を踏まえた上で、今回に限らず、「アキバ」という
ネットメディアに対する露出しやすい特異なエリアを狙った
パフォーマンス・事件と言わざるを得ないのかもしれません。

最初に、この緊急事件報道を受けた時、私は大阪の某即売会
会場内にて友人の手伝いをしておりました。
何も報道情報を受けることのできない現場に居るにもかかわらず
事件後10数分で、非番のイベント警備ボランティア関係者には
情報が回覧され、軽い警戒警備体制がイベント全体に敷かれた
こともまた、この業界の普段の運営の危うさに対する危機意識の
高さを強く感じるものでもあります。
(この部分、地下鉄サリン事件やイベント会場での放火以来、
過去から続く警備連絡網や危機管理体制が受け継がれていると
感じるものですが、そういった事件/現場危機管理体制を経験し
ていない若手のボランティアスタッフが、世代交代で増えている
こともまた事実)

夏に向けて、またこの部分での参加所注意事項が、今回の一件で
参加者に対して厳しく要望が出ると感じますが、一般参加者が
「お客様」と呼ばれる中で、いや、イベントは、一般参加者・
サークル参加者 そして、会場の運営を円滑に進めるために
活躍しているボランティアでのスタッフ参加者の3身が一体と
なって、協力体制の中、あの巨大な有明でのイベントが微妙な
バランスの中で成り立っていることを開催前に改めて感じる
事件だと感じる次第です。

【ニュースソース】
livedoor News08/06/12

【参考・関連情報】
東京考察No.17 歩行者天国(2000.9記事)

<付記>
今回の即売会連絡会での勉強会は、どちらかというと
会場での表現問題についての勉強会で、こちらの危機
管理がテーマではないようです
開催された日も、前日の6/7(土)で、東海以西の主催者
関係者は、大阪でのイベントがメインで参加できる環境
でもなかったです。この部分、関西での会場にて、状況を
知りえる方と当日の朝、話を交わしましたが、東京の取り
巻く環境と関西・東海での運営体制の危機意識の温度差を
強く感じた次第です。

 結局、今まで構築した環境を守るのではなく、無制限に
消費してしまうのが、現在の新しい参加者の感覚なんでしょうか

'90年代の初頭、まだ、書店委託がほそぼそとされ、とらやメロンが
存在しない時代に、成人表現が過激になりすぎたゆえ、同人誌関係の
イベントや流通が厳しく制限を受けた経緯を経た現在、約20年を経て
昔以上のサブカルチャーとして繁栄を見る中で、また再び踏み越えた
ゆがみが、ゆり戻しとして、いろいろなところに現れているのかも
と感じる次第です
 改めて、襟を正す時期に入っているのかもしれません。


comike_news at 18:53 │TrackBack(0)この記事をクリップ!オタクなニュース  | アキバ

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